renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

居間台所の解体

居間台所の解体

前の記事は、2つの大きな問題です。

 

ひとつの土間になる居間と台所の解体です。

内壁剥がし、仕切り壁撤去、床撤去しました。

ぽつぽつと点在している束石は、まあ置いといて基礎にコンクリートブロック?。なんだこれ?

 

隣は、畳部屋ですが無関係な場所に基礎ブロック敷いてます。これは大昔改築時に部屋割り変えた名残です。それにしてもブロックを基礎にします?

 

台所の天井剝がすと・・ん? 吊木が無い?ここに仕切り壁があったのでそれで支えてたみたいです・・。しかも手前にあった撤去済みの柱は、梁に繋がってなかったと言われました。つまり家の中にテント張ったみたいに独立した部屋になってました。そういえば幼少期、今の風呂場の位置に台所があったような。・・何となく記憶が蘇ってきました。改築費ケチったんでしょうね。

 

 

補強要りますね・・よく50年耐えました。

 

風呂場解体。ここにもブロック。さらに以前は台所だった所為か下にブロックで囲まれた室(むろ)を発見しました。これも配管のため斫(はつ)らなければならない。職人さん苦労かけます・・・

 

風呂場の壁剥がし。間柱、胴縁歪んでますね。ボード貼るにもビス空回りしそう。

 

廊下の壁剝がし。ここもボードまっすぐに貼れなさそう。大工さん大変・・・床も歪んているので剥がした後に水平にしてもらいました。

 

剝がしたことでいろいろと分かりました。

耐震、断熱に気を使っていない昭和中期の作りです。壁と屋根にはグラスウール入ってましたけど床は何もないです。当時は、お金も無かったでしょうけど建築、改築時に資材や工事内容をケチった形跡がぽつぽつと見受けられました。

そして壁、柱、木材を打つにも3Dで歪んでいるので新築よりリフォームのほうが費用は倍、大工さんも3倍手間が掛かるのがよく理解できます。敷居も跳ね上がってましたからね。

いろいろと補強も必要ですが予算も限度があるので高い保険にだけは入っておいて備えておきます。

 

以上ご覧いただきありがとうございます。

次の記事は「土間の土台作り」です。

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