renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

2つの大きな問題

2つの大きな問題

前の記事は、予算と工事範囲です。

 

苦労の末、工事内容とスケジュールが決まりました。

しかし、2つの大問題が発生。

 

ひとつ目は、ゴミ問題です。

ほったらかしの空き家。工事の邪魔になるので家財や生活用品を1か所に移動すると全部ゴミ。写真は一部で実際は、この3倍。4tトラック数台分です。すべて私の親の物です。


業者に依頼するとトラック1台で約8万円の料金がかかるので可能な限り自分で処理しました。何十袋の分別ごみです。コツコツ地道に収集日に出しました。大きな物はゴミ処理施設へ自分で搬入です。10往復以上繰り返しました。ゴミ処分ノイローゼです。

「まだ使える。買ったとき高かった。もったいない。」

そんなこと考える余裕はありません。全部廃棄です。

素人目で見ても高かっただけでテーブルも茶碗も本当に良いものはありません。ガラスのコップだって30個も必要ありません。

心病まないコツは、一つだけ。全部廃棄です。

 

最後に残ったタンスやベッド、大型家電などトラック1台分だけの依頼で済みました。

昭和初期の人たちは、物が多いと幸せを感じていたようで無用な物の多さに辟易です。

 

2つ目の問題は、ローンです。

予算の半分は、リフォームローンにしました。銀行の担当さんから審査書類は、すべて問題なさそうとのことで安心していたところ、なんと最後に落とし穴。

絶対あるはずの書類が工務店さんへの支払い期限ギリギリで無いことに気づきました。私というか親のミス?です。銀行の若い担当さんも書類が有るものと思い込み手続きを進めていました。

その書類とは、不動産登記事項証明書、つまり土地建物の登記簿謄本です。

法務局に取りに行ったら窓口の方が「無いです。」私「えっ???」。

なんと実家は未登記でした。絶句・・・。

リフォームローンは、自身の持ち物である住宅に対するローンなので登記簿が必須となります。私の場合は、現存しているので母の名前で登記しなければなりません。

慌てて地元の司法書士さんにお願いして登記してもらいました。にしても時間がかかるので工務店さんに何とかお願いして入金を伸ばしてもらいました。

 

高齢の母ですので詳しい経緯を聞いても分かりません。未登記は、特に珍しいことでも無いようで必要もなかったから放っておいたんでしょうけど・・もうね・・ほんとに疲れました。

 

よれよれでスタートです。

 

ご覧いただきありがとうございます。続きます。

次の記事は「居間台所の解体」です。

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