薪ストーブ煙突掃除
薪ストーブ煙突掃除
前の記事は、「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「もくじ」からご覧ください。~~
今は、2024年春。断熱リフォーム後ひと冬を超えました。
まだ朝晩は、少し寒い日がありますが薪ストーブは、お休みシーズン突入。
そして薪ストーブ宿命「煙突掃除」のタイミングです。今回紹介する作業は、昨シーズンの作業風景です。写真汚く枚数も少なくてすみません。
断熱二重の少し太い煙突です。室内は、短めで外すポイントは横に曲がったところです。赤丸のネジ、裏にもあります。この2か所を外すだけです。ストーブを前にずらし引き抜いてから上に持ち上げるとスポンと外れます。
外は、燃えカスが溜まる受け皿(ロッキングプラグ)を外してそこから上に向かって掃除します。
軒があるので途中でカーブしています。長さは約4m。
最初から屋根に上らずに下から突いて煤を落とす選択をしました。途中でカーブしているので竹、ワイヤーは、使えません。竹は硬すぎワイヤーは柔くて上に進みません。結局通販によくあるナイロン製の棒を連結するブラシにしました。41cm15本入りで3000円程度です。安いので品質に不安を感じながらポチ。結果いくつか問題はありましたが普通に使えました。ただアマゾンで買うときは、出荷元がアマゾンの商品にしないとダメですね。最初は中国出荷で行方不明食らいました。返金処理でセーフ(笑)
まず室内から横煙突の煤を押し出します。
曲がりを外します。ネジ2本だけ外しストーブを前にずらして引き抜くだけです。最初は、余計な場所のネジを外したりして遠回りしましたが単純でした。ストーブを少しずつ前に移動するのが大変で煙突外し自体は力の要らない作業でした。
写真汚くてすみません。100ℓの厚めのビニール袋の底に小さな穴を開けブラシ棒を通し煙突に被せます。被せたところは、しっかりとテープで養生。これで煤は外に飛び散りません。
押したり引いたり掻き出します。作業は簡単ですがビニール越しで中が見えないため止め時がわからない。まぁでも「これくらいかなぁ」というところで止めると綺麗スッキリです。引き抜いた煙突は、外で掃除しました。合わせて手のひら1杯分の煤が出ました。
外側は、まずロッキングプラグを外します。バンドを外して瓶の蓋のように回して外すだけです。上昇気流に乗れない燃えカスがどんぶり一杯分溜まってました。
この穴から少しずつナイロン棒を繋ぎ足して煤を落とします。
コーナーも難なく通過しました。ただナイロン棒の連列部分はネジ式になってますが締まりが弱いのでブラシを回転させるだけで緩んで外れます。つなぎ目をガムテープで補強して外れないよう工夫が必要です。これは商品が届いた時点で確認していましたので強力粘着テープは準備しておきました。また万一棒が折れるとか連列金具自体が取れてブラシ部分が外れてしまう場合も想定してタコ糸をブラシに括り付けています。
まぁ安物なのでそれくらいの工夫は必要ですよね。結局カーブにもめげずに棒は折れませんでしたし金具も外れませんでした。対策しながらですが普通に使えました。
5ℓのゴミ袋一杯分除去できました。
ただトップ辺りで進まなかったので多分、網が付いてますね。んー来シーズンは屋根に上るか。「ご安全に」案件ですね。
次回の作業は、写真枚数多く綺麗に撮りたいと思います。昔のコンデジなんですよね。スマホにします。
次回「安いポリカは断熱するか」です。準備中です。
目次はこちらです。
薪棚に薪
薪棚に薪
前の記事は、「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「もくじ」からご覧ください。~~
今回の記事は、昨年春にDIYした薪棚に薪を積んだ様子を紹介します。
日の当たる外壁沿いに作った薪棚です。右サンルーム内と合わせ5~6立方保管できます。
DIYで断熱も完了し計算上は、1シーズン5立方ほどで足りるはずと次年度ストック分を追加した7立方を予約しました。
人手もないので日を分けて軽トラで1立方ずつコツコツと運んでもらいます。
運搬してもらい積み上げた薪。これで半立方くらいでしょうか。これをバケツリレーで積み上げました。
最初は、サンルームに入れました。ここは、春から高温になり乾燥が進みます。
1列2階建ての棚が両サイドにあります。合計で約1立方積めます。
崩れる心配もないので適当積みです。見せる薪棚ではないですね。上手な積み方を見ると隙間が全くありません。乾燥して痩せてくると自然と隙間が出来ます。つまり「隙間=崩れる」のが前提としてあります。これを防止するために「隙間なく」が重要となります。この薪棚は、高さ1100程度なのでまぁ崩れる心配もいらないかなと。
薪は、今年欲しいと言っても薪屋さんに在庫はありません。地元の薪屋さんに一年前に注文しています。この時は、ナラ材を注文し1立方32000円×7で224000円。運搬費はおまけしてもらいました。来シーズン分は、去年の秋に注文済みです。
断熱は、そのまま燃料費に跳ね返ります。昨年の断熱工事を更に進め今後の注文をもっと抑える目標が出来きました。今年のDIYも楽しめそうです。
次回「薪ストーブ煙突掃除」です。
目次はこちらです。
2部屋目リフォーム。一気見せ。
2部屋目リフォーム。一気見せ。
前の記事は、「1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。」です。
よろしければ番外編「おもしろ猫テーブルDIY」もご覧ください。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「もくじ」からご覧ください。~~
2年前の秋、リノベーションした土間に隣接するふたつの部屋は、築50年のままになっていました。ひと冬過ごしてその寒さを実感。壁や畳から漏れる外気。氷点下になる部屋。これでは燃料代で破産です。2023年春から秋に断熱メインのリフォームを行いました。
前回の記事で、ひと部屋目は完成しました。今回の記事は、ふた部屋目を一気に紹介します。作業の詳細は、ひと部屋目の記事で紹介していますのでよろしければ「もくじ」からご覧ください。
手順は、天井塗装、壁漆喰塗装、床断熱、床敷設、壁断熱、壁板張りです。
天井に沿ってマスキングと養生。
蛍光灯は邪魔なので外します。
塗料は、ひと部屋と同じ。ブラウンと黒の混合です。サクッと完成。外した蛍光灯は、付け辛いので別の蛍光灯を付けておきます。どっちも古いのでリフォーム終わったら廃棄して入れ替え。
天井乾燥後に繊維壁剥がし。
たっぷり水をスプレーして30分放置後にヘラでペロンと剥がし壁に食い込んでいる残った繊維は、ケルヒャーの蒸気洗浄機で吹き飛ばしました。
厚さ60mmの畳を剥がすと下張りべニア。隙間だらけで外気が吹き込んでいます。まず大きい隙間をウレタンスプレーで埋め防水テープでガッチリ防御。透湿防水シートをタッカーで敷き詰め300ピッチで30x40の根太を打ちます。
根太板や床は、窓をはずして外でカット。
スタイロ敷き詰めます。積算した面積通りの枚数買うと写真のように最後は、ジグソーパズルになりますよ。結構な作業量と時間のロス。数枚は余分に買いましょう。
隙間は防水テープで塞ぎます。下からの空気は一切ありません。床断熱完了です。
次に漆喰塗りです。手順と道具は、ひと部屋目と同じです。(記事はこちらです。)
この部屋は、全面壁がひとつあります。ひと部屋目よりも時間と材料を多く消費します。
完成。いいですねー。
次に窓側の壁も根太を張り断熱後に板を張ります。
同時に床板を仮敷きして色合いなどを確認します。
材料は、市販の2000mmカフェ板です。500,1000,1500,2000にカットして乱尺張りします。土間側は、一番目につくので良い板を配置します。
仮敷きして模様や色を合わせます。最後はオイル塗装するので目立ちませんが杉は、白身と赤身があるので、できれば合わせたいほうがいいです。
こんな感じでいち枚ずつ合わせます。何年も使う床になるので面倒ですけど、この手間暇が大事。
仮敷き後に一旦引き上げ一列ずつ本張りします。40mmビスで斜めに根太に打ち付けます。平面の上に張るので床鳴りは、ほとんどありません。隙間なく敷き詰めます。
このように外に作業台作って材料をカットし窓から出し入れ。作業部屋がありますが、ひと部屋跨ぐので結構な移動量。体力稼ぎで横着しています。
壁に断熱材入れた後、窓を囲むように杉の羽目板を張ります。
横張か縦張りかで悩みました。横も面白かったかも。
ひと部屋目と違い上段のラインを一直線に合わせました。
完成。
床板にワトコオイルを塗ります。ワトコの塗り方は、こちらの記事です。よろしければご覧ください。
完成。
最後に昭和の蛍光灯を廃棄してお洒落なライトに付け替えました。
もう既に親が住んでいるため部屋が物でごちゃごちゃしています。漆喰壁にカレンダー貼ったりとか。ガッカリ。部屋を通した写真をその内紹介したいです。
作業期間は、ひと部屋目が7、8月。ふた部屋が9、10月と足掛け4カ月です。何とか冬突入前に終わりました。サッシ等まだ空気が漏れている場所があるので細部の防寒対策が必要です。が、大きな原因は、排除しました。特に床は30mmのスタイロと30mmの無垢板でとても暖かいです。
ざっくりですが材料一覧です。
漆喰10Kg(粉)
シーラー1ℓ
床根太用荒材 30x40x1800 30本
壁根太用荒材 15x40x1800 20本
透湿防水シート ひと巻き
スタイロフォーム 30mm 14枚
スタイロフォーム 15mm 6枚
防風テープ 10本
カフェ板 30x200x2000 60枚
壁板杉羽目板 14x160x1800 35枚
天井塗装 ブラウン、黒 合わせて1ℓ
床用ワトコオイル 1缶
その他 ビス、フィニッシュネイル、マスキングテープ、マスカーテープ、ライト2台
費用は、20万弱だと思います。昨シーズンの酷かった時の一ヶ月の燃料代くらい(笑)
今は2024年春です。ひと冬越えましたが燃料代激減しました。高齢者の親が住んでて昔の石炭ストーブのごとく部屋を暑くする人ですが昨シーズンの半分以下になりました。
私が住み初めて工夫すればもっと抑えられそうです。
まだまだリフォームは続きますが大きな作業は、これから始まります。それまでは、小さなDIYの様子などを紹介したいと思います。ご覧いただきありがとうございました。
次回「薪棚に薪」です。
目次はこちらです。
おもしろ猫テーブルDIY
おもしろ猫テーブルDIY
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション・・・の連載記事は一回お休みです。もしよろしければこちら(もくじ)からご覧ください。~~
実家のリフォームDIYは、週一回ペースで現地に行き作業をしていますが、普段は、自宅の棚をいじったり道具のメンテをしたりと、酒もたばこも話題の賭け(笑)もしない私の唯一の趣味を楽しんでます。
最近は、作業途中に写真撮ることを覚えましたので少しずつ記事にさせていただいています。今回は、猫のごはん用のちょっと面白いテーブルを作りましたので紹介します。素人目線でのDIY情報としてシェアできれば幸いです。
作りたかった猫テーブル用の材料を見つけたので製作にとりかかりました。材料といっても外に転がってたザ・キングオブ廃材です。泥とセメント付着して土に還すだけの板が何枚か転がっていたのでリフォームしてみます。
まず表面を出します。どの板も30~40mmあるので充分削れます。
セメント付着しているのでまずスクレーパーで削りました。セメントがびっしりと張り付いていたので最初は、グラインダーかなと思いましたが意外と簡単にペリペリ剥がれてくれました。
最初の写真のサンダーに60番の布ヤスリを付けて処理しました。粉塵が舞うのでマスクと集塵機は、必須です。
そこそこ綺麗になりましたが板の反りがひどいので電気カンナ掛けます。写真は、私で2代目の年代物です。電気カンナは、歪んだ板を30枚50枚とかけ続けると次第に慣れて平面が出せるようになります。まぁ何でもそうですけどね。
平面出そうとして治具作ったりと色々試しましたが結局手が一番なんですよね。10枚程度で上手くいかなくても諦める必要はありません。まずは50枚かけろということです。
反りは取れましたが細い電気カンナなので筋が残ります。
最後は、手カンナで仕上げます。手カンナも中々奥が深くて刃の研ぎだけでも趣味としては楽しいですよ。最近は、工具リサイクル店で古いカンナばっかり探してます。
使えない端の部分を丸ノコでカットします。ガイドに当てて引っ張るだけです。丸ノコは、勝手に前に進まないので、このように浮かせてカットする場合は、前側を押さえて引っ張って切ると安全です。
素人DIYで丸ノコは、危険度高い工具ですが最も便利な道具でもあります。丸ノコの後ろ側に立たない指を置かない肉体を置かない、回してから材料に当てる、材料の深さに合わせる、落とす材を固定しない等々、その場その場ですべての安全を確認できるようになるまで時間をかけて慎重に作業することが一番です。ご安全に。
綺麗な面が出ました。ガイド板の下の板です。
次に皿を置く100mmの穴を掘ります。ボール盤を使います。大穴は、自在錐(じざいきり)で掘ってます。
ボール盤は、危険度低い工具で素人DIYでも安全に使用できます。が、この自在錐を付けたとたん危険度MAXになります。(写真は、別の板です)
回転するとバーが見えなくなるので可動域に絶対に手や服を入れてはいけません。入れた瞬間、良くて骨折です。万一の電源カット対策と材料を2か所以上固定、コンセント接続、体を離す、スイッチオン、少しずつハンドルを下げる、の手順です。ご安全に。
穴は開きましたがこの自在錐は深度が浅いので板が厚いと表裏両側から掘っても中心まで届きません。電動ドリルでガシガシ穴を掘ってようやく写真のようにしました。
残りは、ノミや彫刻刀でもチマチマ削れますがトリマーに10mmのストレートビットとテンプレートガイド付ければ綺麗に一気に削れます。
この手持ちトリマーも危険度高い工具です。回転始まると手の中で暴れます。材料に当てると更に暴れます。暴れても大丈夫なように固定できれば使えますが素人DIYとしては、ちっょと危ない工具です。
次に足を作ります。サイズ測って端材をスライド丸ノコで四角に切るだけです。写真は、日立の30年物です。スライド丸ノコは、ブレないガタつかないが必須ですがこれは、全くありません。
安価なものほどハンドルを持ち手首を回すとカタカタ動いたり左右に振るとスライドがぶれたりしますよね。ブレると垂直出ません。買うと後悔するのでお気を付けください。
ドン付けします。木工ボンドで固定して表から穴を掘って半ねじで寄せてます。
どうせ半ねじで固定するので両面テープでもよかった。
インパクトドリルで半ねじの部分残して9mmの穴を掘りビスを打ちます。その後、木工ボンド入れて百均で買ってきた丸棒突っ込みます。
ノコでカットして木栓完了、紙ヤスリで完成です。
出来ました。
こうなりました。(笑)
木も喜んでいるんじゃないでしょうか。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
次回「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
目次はこちらです。
1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。(1部屋目完成)
1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。
前の記事は、「1部屋目の壁の断熱」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~
前回、壁の下地が出来たので板を張り床もオイル仕上げします。今回でひと部屋目の断熱リフォーム完成です。
まず、壁板を張るとキワの所の床にオイルが塗れなくなるので、仕上げまで3回上塗りしますが最初の1回目だけ先に塗ります。
使うオイルは、ワトコです。好きでこればかり使ってます。乾くまで一週間くらい掛かり溶剤の匂いがしますが乾けば、しっとりとした手触りが心地よく匂いも消え年々味わいが出てきます。撥水効果もあります。
施工は簡単ですが手間がかかります。
まず80、120、240番と研ぎ継ぎ傷を消します。傷凹みにオイルが溜まり目立つのでしっかりと処理します。と言ってもこの板の面積を丁寧に研ぐのは大変。頑丈なサンダーじゃないと無理です。それでもクタクタ。
ワトコは、基本3回塗りです。塗って1日置いてが理想ですが、まぁそこは状態を見ながら進めます。この時は、2回目と3回目が1週間後になりました。
刷毛、ローラーは、ダメ。布に少量染み込ませ大きめにスイングします。布に付け過ぎると斑(まだら)になります。一か所にこだわると、そこだけ濃くなります。
コツは、濃くし過ぎないこと。濃く入ったところに合わせようとしないこと。2度目まで斑模様があっても3度目には、綺麗に合います。時間が経つと更に馴染んで均一になります。
壁際処理のあとに残った床を処理しました。境目と全体が斑になっています。でも一回目なので気にしない。
壁に板を張ります。天井や壁に使用する杉の羽目板です。あいじゃくりしているので重ねて張るだけ。すーすーしますけど光は漏れません。厚さ10mmしかないので歪むし丈夫ではありませんので、飾りとして選択しました。2間もので1枚1500円くらいと値段もかなり安いです。
長さ2間ものは、乗用車運べないということで全部1間1800mmでカット。つまり窓両脇の高さは、2400mmあるので繋ぐしかありません。とここで失敗しました。
下場も窓を囲うように張っていきます。窓枠にかかる部分は、どう処理するかで迷いましたが今は断熱リフォームが最優先なので来シーズンにあと回し。取り合えずさっさと張らないと。
板は、マックスのフィニッシュネイラーで留めました。タッカーでは無いので強度の心配はありましたが薄いく軽い板なので35mmのピンでしっかりと固定出来ました。
廻り縁の切り欠き部分を綺麗に処理できれば気持ちいいんですけどねぇ。まだまだです。
コンセント部分も切り欠いてます。これはうまくできた。
完成。でも違和感が。繋ぎ部分が窓の板と一直線になってませんねぇ。失敗です。
次の週、ワトコの2回、3回目を塗りました。
特に3回目の仕上げは、塗ってすぐに水研ぎ用の240番でサンダーします。板は、どんなに細かく研いでも濡らすと小さなトゲトゲが出るので濡れた時にサンダーで切断しておくためです。乾燥後、滑らかな手触りになり一段上の仕上がりになります。サンダー後は、乾拭き忘れずに。
作業の間に何か所か猫に爪痕付けられましたが、それもよし。3回塗って、まだら模様も消え木目も綺麗です。さらに一年、二年経つともっといい感じになります。
さて、この時点で9月突入しました。この部屋のリフォームの経験を活かしいよいよ土間側の部屋を断熱します。冬ギリギリというか突入しているかも。
ご覧いただきありがとうございました。
次回「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
目次はこちらです。
1部屋目の壁の断熱
1部屋目の壁の断熱
前の記事は、「1部屋目の床にカフェ板を張る」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~
前回張った床板の塗装を仕上げる前に窓側の壁の断熱します。
窓側の壁もまた繊維壁ですが断熱材と板を上張りするので剥がしていません。
こんこん金槌で叩いて下材の位置を出しました。
スタイロ入れるために15mmの胴縁を打っていきます。
材料をノコで切ってビスで止めるだけの作業です。コンセント部分は、前に出す必要があるけど後回し。快調快調。
と、ここで気が付く。透湿防水シート貼り忘れてる・・・
透湿防水シート貼り忘れてるのを忘れて次に進むみます。(笑)
スタイロをカットして嵌め込みます。カットする前に壁に充てて実寸を取り定規でカットするだけです。cmは見てません。割と楽な作業です。
順調順調。小さい隙間は、スタイロの欠片を詰め込んで埋めました。
手を当てて風が無いのを確認。
コンセント部分は、何となく風を感じましたけどそれ以外は大丈夫。断熱する前とは、雲泥の差。
次回は、つなぎ目に防風テープを貼りしっかりと風を抑えて板を上張りします。
7月に始まった1部屋目の断熱リフォームを週一回ペースで進めましたがここまで来るのに2カ月掛かりました。このペースだと肝心の土間続きの部屋の完成は、12月直前になりそうです。まだまだ残暑厳しいのに冷や汗出まくりです。
ご覧いただきありがとうございました。
次回「1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。(1部屋目完成)」です。
目次はこちらです。
1部屋目の床にカフェ板を張る
1部屋目の床にカフェ板を張る
前の記事は、「1部屋目の繊維壁剥がしと床の断熱工事」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~
前回仮敷きしたカフェ板を一旦剥がして本張りします。
床の前に小壁部分の漆喰も仕上げます。シーラー剤でコーティングして工務店さんオリジナル商品の漆喰塗りました。添加物は調湿用の自然素材のみで真っ白な漆喰。DIY用に10kg2袋購入しておきました。
写真は、DIY用の道具です。底に粉が残るので先に少量の水と漆喰を投入し、ヘラで練ります。そのあと粉を追加し撹拌機でガーガー。ねろっとなるまで水を入れながらガーガー。数回やれば感覚を掴めます。
写真の撹拌棒は、ホームセンターにある安価な商品ですがDIYなら充分。バケツ半分くらいの量になると、腕の上下運動を激しくしないと撹拌できないので、ひと回り大きめがいいです。撹拌用のごっついドリルは必須。マスクとゴム手袋も忘れずに。
鏝、鏝台の取り回しは難しいですね。最初は鏝台にのっけた漆喰をぼたっと落としてました。指に付いた漆喰を天井に付けて後から拭いたりと散々です。ただ、塗りそのものは簡単です。手で塗ってもいいくらい。子供でも施工できます。
これが
こうなりました。
塗りは、手伝いに来ていた息子に任せました。
ど素人の仕上がりですが漆喰壁は、なんでもありです。DIYのいいところは、失敗するほど施工時の思い出が残るんですよね。これで充分。
塗りは、どこまで綺麗に見せるかで奥が深く楽しい沼作業です。
カフェ板を本張りします。仮敷きした状態から最初に張る列が一番上になるよう、一旦引き上げます。
カフェ板とは、さね付きの板のことです。その形状は意匠登録されています。杉の無垢板で厚さ30mmあるので、ねじれは少ないです。さねは、甘いのでピッタリ隙間なく繋ぐことはできません。つまり溝が出来ます。柔らかいので傷がつきやすいです。猫のダッシュで爪痕が付きます。プロがこの板を選ばない理由ですね。ただ私は、爪痕も面白いかなと思っているので問題なしです。それに素足で歩くと気持ちいいのでカチカチの床板よりこちらを選択しました。
幅3500mmでカフェ板を割付しましたが20mmの隙間があり根太材を使用して窓側の壁に板寄せを付けました。
板の下ごしらえは、最初と最後の列のさねを丸鋸で落としています。ささくれなどを軽く荒砥します。めくれ防止で木口も面取りしておきます。
ささくれ防止で凹む側の木表で張ります。45mmビスでさねから斜めに根太に固定します。柔らかい板なのでインパクトドライバーで強く打ち込み過ぎないよう注意。ぐしゃっとなります。下穴開けるの面倒なのでスリムビスで固定します。
隙間なくガンガン締め付けて敷き詰めました。根太もしっかりと入っているので浮き沈み無くギシ音もしません。柔らかい無垢板なので徐々に縮んだり反ったりしてきます。厚みがあるので驚くほど変化しませんが音がして来たら考えます。そして人の体重では、しなりません。カフェ板のいいところですね。
節の穴は、木屑と木工ボンドでパテ作って埋めておきます。あとでサンダー。あと繋ぎ目は、どうしても溝が出来ます。ぴちっと、くっ付けようとしたら加工がめんどくさいです。こんな板、プロは選びませんねぇ。
根太のピッチがおかしくて端にビスを打てない板もありましたがまあまあ成功しました。浮きもありません。このあと研ぎ祭りです。荒砥、中研ぎ、仕上げ研ぎしてオイル塗りしたら完成です。別の記事にしたいと思います。その前に窓側の壁を断熱します。
ご覧いただきありがとうございました。
次回「1部屋目の壁の断熱」です。
目次はこちらです。