renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

1部屋目の繊維壁剥がしと床の断熱工事

1部屋目の繊維壁剥がしと床の断熱工事

前の記事は、「1部屋目の天井塗装と資材搬入」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~

 

土間続きの2部屋をリフォームするの続きです。

前回で天井塗装終わったので壁の漆喰塗り準備と床の断熱をします。

 

まずは、繊維壁剥がしです。窓側の壁は、断熱材を上張りするので何もしません。残った3方の壁が対象ですが全て襖が入っているのでその上の小壁部分のみです。施工面積は2畳程度なので速攻です。といっても1日作業でした。

繊維壁とは、繊維を糊に混ぜて塗った壁です。施工が簡単で高度経済成長期に流行ったようです。消音、調湿作用がありますが断熱効果はありません。触るとポロポロとカスが落ちてきます。

 

以前の記事に書いた作業と同じです。カスが落ちるので養生をします。100均のスプレーボトルを使ってたっぷり繊維が膨れるまで水浸しにします。30分放置してヘラで剥がします。たっぷりの水と放置が重要でペロンと剥がれるまで我慢我慢。

 

剥がした直後は、壁が濡れています。漆喰用のマスキングテープを貼っておきます。

 

床を処理します。剥がした畳の厚さ60mmを30mmスタイロフォームカフェ板で張り替えます。

畳の下は、ベニヤの捨て板が張ってあったので加工は楽でした。そのまま透湿防水シートをバンバンバンとタッカーで貼ります。周りとつなぎ目はしっかりと防風テープを貼り床下の空気を遮断します。

 

次に根太を張ります。根太の隙間にスタイロフォームを埋めてカフェ板を乗せます。床板は、土間と水平に敷くため根太は、垂直に張ります。

 

40mmの根太を450mmピッチで敷きました。あとで発覚するんですけど何を勘違いしたのか板の割り付けと合ってないんですよ。今思うと何でこんなミスをしたんだろうと不思議でしょうがない。疲れてたのかなぁ。

もう敷いちまった。

 

敷いたら繋ぎ目を防風テープで密封します。あっ・・足りない。シートで密封してるし、面倒になって養生テープで誤魔化しました。7月で暑いしスタイロフォームバンバン叩いてクタクタ。まぁいいや。

 

床板は、土間と平行に敷き幅3500mmの部屋を2000mmの板で割り付けします。

2000mmと1500mmで1列分です。端材の500mmも使うので乱尺張りをして見た目を良くします。が、ここにきてやっと根太割りの問題が発覚しました。450mm間隔の根太割りでは、板の端にビスが打てないと。まぁスタイロもあるし厚さのある板なのでビックリするほど沈まないとは思いますが。

カフェ板は、無垢なので柄がまちまち。節もあるので仮敷きして確認します。

 

乱尺張りですが端材分の500mmずつずらします。写真は、設計図です。(笑)

 

4列で丁度7枚です。部屋全体は、13列でピッタリ収まりました。カフェ板は、24枚必要でふた部屋分48枚。状態の悪い板もあるので余分に60枚購入しておきました。

節があるのは仕方ないので動線が多い場所に節のない板を選んでいます。これで仮敷き完了です。いい感じの割り付けになりました。

 

次回、一旦全部剥がして本敷きします。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次回「1部屋目の床にカフェ板を張る」です。漆喰仕上げもしました。

目次はこちらです。

1部屋目の天井塗装と資材搬入

1部屋目の天井塗装と資材搬入

前の記事は、「2x4材で作る薪棚 2列2階建ての土台移動と組み立て」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

土間から続く2部屋をDIYします。季節は春。週1回半日の作業で冬が始まる前に断熱とフローリング化します。最初は、奥の部屋を始めます。襖で仕切っているので土間からは見えません。つまり失敗してもいいや的な実験台として使用する部屋です。

 

リノベーション前の画像です。一番奥が仏間になってますが今はDIYの作業部屋になってます。その手前の6畳間が今回のDIYする部屋です。一番手前の6畳間も全く同じ構造です。ペラペラの合板天井、繊維壁、冷たい藁畳の部屋です。しかも畳を剥がすと捨て貼り合板がありますが隙間だらけで覗くと地面が・・・冬は、畳自体が氷点下になります。

リフォーム内容は、天井塗装、繊維壁剥がし、漆喰塗り、床スタイロ張り、床板張り、窓側壁スタイロ張り、壁板張りです。天井の断熱はできませんが床と窓側の壁を断熱します。

 

以前、高齢の親が使う寝室の天井塗装しましたが全く同じ構造と素材です。ペンキも半分は残っていましたのでそのまま使用しました。こちらの記事です。

 

天井塗装用の養生、マスキングをします。ブルーシート敷いてマスカーテープを降ろせば準備完了。

 

以前施工した時の写真です。刷毛とローラーを使用します。ペンキは、ブラウンと黒を混合していい感じのこげ茶を作りました。

 

これも以前施工した時の写真です。まず刷毛で溝を埋めます。その後ローラーで仕上げます。天井板は、水を弾く素材なのでローラーを往復させると塗った塗料を拭き取ってしまいます。なので一回塗りが基本、乾いてから残った部分を塗り重ねる工法です。時間は掛かりますが綺麗に仕上がります。この方法が一番効率が良く疲れない。重ね塗りしてもムラが出ない塗料なので可能でした。

 

ふた部屋目なので段取り良くスムーズに完了。

 

最初の部屋と仕上がりに差はありませんが鼻歌が出るくらい楽に作業が出来ました。何事も経験。

 

次の工程は、繊維壁を剥がして漆喰仕上げと床断熱工事です。次回の記事にします。

 

床は、畳を撤去して板張りにします。30mmのスタイロフォームで断熱し30mmのカフェ板を張ることにしました。無垢板の床にしたかったこととカフェ板が入手し易かったので仕上がりよりも扱い易さで選択しました。

カフェ板は、2000mmx200mmで市販されているので6畳ふた間で60枚弱必要です。乗用車で運ぶのに限界があるので地元のホームセンターで購入し無料貸し出しのトラックを使い搬入しました。

 

単価1,400円です。規格品なので大型資材店と大差なく購入でき若干高いですけど運搬費考えたら安上がりです。プロは選ばないカフェ板。どうなることやら。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次回「1部屋目の繊維壁剥がしと床の断熱工事」です。

目次はこちらです。

2x4材で作る薪棚 2列2階建ての土台移動と組み立て

2x4材で作る薪棚 2列2階建ての土台移動と組み立て

前の記事は、「2x4材で作る薪棚 1階建の3棚を組み立てる」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、薪棚作りの最終回。失敗した土台のリカバリー作業と薪棚作りの続きを紹介します。前回で3棚を土台に設置しました。今回は、右端の2階建ての薪棚を作ります。

 

今回設置する薪棚の土台がサンルームに近すぎました。外壁に付いている屋外用コンセントへは、サンルームと薪棚の間を通ります。蟹歩きすれば行けますが薪などに引っかかたりすると怪我をするので少し前に移動します。ただ土台は、地面に固定しているので前側はモルコンを延長し、後ろ側はグラインダーコンクリ用の切断刃を付けてカットします。

カットは、破片飛び散るので周囲をダンボールなどで養生します。作業者もグラブ、ゴーグル、マスクでしっかり養生。それほど困難な作業ではありませんが手持ちの電動工具は暴れるのでしっかり全身で固定しないと危険です。安全第一DIY

削っている作業は撮ってません。写真は、カットが終わって前側延長分の型枠を作っているところです。地面が斜めに下っているのでポリカを貼って隙間を塞いでいます。

 

カットは、手前の土台だけ。奥は足を入れることは無いのでそのままにしています。モルコンを流し込んで乾くまで一週間待ちました。

 

この土台に置く薪棚は、2列2階建てです。

~材料 ~

柱 1550mm 6本

柱挟み 700mm12本(2x6組)

棚板 1600mm 8本

天板1x4 1600mm 5本 

計 2x4材 1800mm 20本、1x4材 5本

1800mmの材料で取ってるので無駄が出てると思います。

 

土台と薪棚の基礎部分の工事は、前回の記事と同じです。柱に足を付け土台に立てて羽子板ボルトに仮留め後、パッキンで水平調整しながら横板を留めます。

 

全体を前に移動して屋外コンセントへの導線を確保しました。元々の位置は、奥の土台の位置です。これで蟹歩きしなくても大丈夫。

 

屋根を張ります。一旦仮留めします。

 

裏にアスファルトシートを張りタッカーでバンバンと留めていきます。アスファルトシートが正解なのかは分かりませんが防水効果があるので雨除けで付けました。

 

ひっくり返して柱挟みにビス打ちすれば完成。この薪棚は、屋根から雪が落ちる場所なので後で波板ポリカを上張りします。

 

木表で統一したつもりでしたが疲れてたんでしようね。バラバラです。それよりも隙間は、ダメですね。傾斜の意味が無いです。流れる方向に板を張らないと。

 

台風が来ても大丈夫。頑丈に出来ました。これでサンルームと合わせて5立方分は、余裕でストック出来ます。

 

今回の作業でいろいろと経験を積みました。充分頑丈ですが2x4材は、柔いのでこれくらいのサイズが限界ですね。土台は、地面にも流し込んでいるので良い感じですが鉄筋は、追加したかったです。屋根は、直したい。でも取り合えず完成です。振り返らないのもDIY

この経験を活かし4寸柱で2立方くらい積める薪棚を作りたいと考えています。まぁ2シーズン後くらい先の話ですけど。まずは、一回冬を乗り越えてからあらためて問題点を見たいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次の記事から土間続きの2部屋リフォーム編です。次回「1部屋目の天井塗装と資材搬入」です。

目次はこちらです。

2x4材で作る薪棚 1階建の3棚を組み立てる

2x4材で作る薪棚 1階建の3棚を組み立てる

前の記事は、「2x4材で作る薪棚 土台作り」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、前の記事で作った土台の上に薪棚を組み立てます。左側の3棚です。

 

~材料 1列棚 内側の2つ~

柱 1100mm 4本

柱挟み 400mm8本(2x4組)

棚板 1800mm 4本

天板1x4 1800mm 4本 写真は3本ですが

計 2x4材 1800mm 9本、1x4材 4本 が2セット

 

~材料 2列棚 左端~

柱 1100mm 6本

柱挟み 700mm8本(2x4組)

棚板 1800mm 6本

天板1x4 1800mm 5本

計 2x4材 1800mm 13本、1x4材 5本 

 

自宅近辺の大型資材店で材料を購入し自宅の作業場で仕込んでいます。乗用車に積める1800mmの2x4材は、10本程度なので何回かに分けてコツコツと現場に運びました。

仕込みは、サイズ通りにスライド丸鋸でカット、屋外用のウッドデッキなどに使う防腐防虫撥水塗料で塗装、仮組みして皿取錐(さらとりきり)で半ねじ用の下穴を掘っています。塗料は、2ℓくらい消費しました。

 

先に柱に足(挟み板)を組みます。きっちり垂直になるようビスを打って接合したら土台の上に立てて横板を置き仮り組みします。羽子板ボルトの位置にピタッと付くよう足の位置を調整したら外側の2本の横板を仮留め程度にビスを打ちます。

羽子板ボルトの穴に合わせて足をドリルでくり貫き角ワッシャーを挟んで12mm六角ボルトを仮留めします。

 

土台は、打設時に水平を取っていますが再度水準器を引っ張り出して薪棚を乗せた状態で水平の微調整をします。ガタツキや傾きがある場合は、土台と足の間にパッキンを敷いて調整。縦横斜め水平になったらボルトをギリギリと本締めします。残った内側の横板を追加してビスで本締めして下回りは完了です。

 

パッキンを使って垂直水平に設置しガタツキも取り除きます。パッキンは、余分に購入した金属の角ワッシャー(厚さ2mm)や5mm樹脂パッキンを組み合わせました。

 

手前2列棚も同様に設置しました。屋根板を乗せる挟み板は、勾配付けて固定しました。

 

土台と足にパッキンを挟んだ隙間は、コーキングで埋めました。ビスはステンレスですが羽子板ボルト、角ワッシャーと共に錆止めスプレー塗装しました。

 

土台の完成度が思いのほか良くて薪棚を水平に乗せることが出来きたので頑丈に仕上がりました。薪は、乾燥すると痩せてくるので積んだ時の重心がズレてきます。倒壊防止のためにも頑丈な土台と水平は、手を抜かないよう注意しました。

塗装は厚めに塗ってますが2x4材は、柔いので雨や直射日光に晒されるとひび割れしてきます。ちょくちょく塗料で埋める必要があります。それもまた楽しいDIY

屋根の設置は、次回の記事で紹介したいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次の記事は「2x4材で作る薪棚 2列2階建ての土台移動と組み立て」です。

目次はこちらです。

 

2x4材で作る薪棚 土台作り

2x4材で作る薪棚 土台作り

前の記事は、「冬支度。玄関マットと薪棚と薪調達問題」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、屋外の薪棚を作ります。まずは、土台作り。

全部で4棚。前面揃えて出窓に被らないようにします。中の2つは、同サイズ。両端は、微妙に違いますが基本構造は同じです。スペースに余裕のある両端は2列仕様。右サンルーム横は、2列2階建です。

 

土台作り作業手順は、型枠の位置決め。羽子板ボルト穴掘り。水平取り。モルタル練り打設。乾燥です。4棚分8つの土台があるので週を跨いで作業しました。

 

必要な材料は、型枠用板を足8本分と型枠の水平取るための端材2~10mm程度の板切れを100枚ほど。土台と足を固定する羽子板ボルトを足1本に1枚で計8枚。モルコン20kg6袋。工具は、水準器アルミ角材モルタルを練るバケツ撹拌機ゴーグル、マスク、ゴム手袋。羽子板ボルト差し込む穴を掘る振動ドリルコンクリ用ドリルビットモルタルを均す(こて)。膝パッド必須。

 

土台は、高さ90mmで足より幅と奥行を30mmずつ長くします。

型枠は、廃材べニアを丸ノコ台でカットし搬入しました。サイズは、土台高さの90mm、足サイズに両端30mmと井桁で組む分50mmずつ足した長さです。前面を合わせる線を地面にチョークでマーク。薪棚の足と横板を実際に置いて実寸で位置調整しました。

位置が決まったら2~10mmの板の端材(廃材)を型枠に敷いて横縦斜めの水平取りとガタツキを直します。立ったり膝付いたりの大汗仕事です。水平は、2000mmのアルミ角材置いて水準器で取ります。アルミ角材は2000円程度のものに目盛り貼って使ってます。結構便利。

 

井桁の相欠き処理は、1枚だけ墨してまとめてスライド丸鋸を引きました。墨の部分2か所と間に何本か溝を作ればあとはノミで簡単に落とせますが面がフラットになるように深さの精度は高くしました。また溝の幅は、板の厚さよりやや狭めです。水平調整したりモルコン打設するときに力が加わるので組んだ時にゆるゆるがあると厳しいです。

 

コンクリ用のドリルビットを振動ドリルに付けて地面に羽子板ボルトを挿す穴をガシガシ大き目に掘ります。穴にもモルコン流し込み地面と土台と羽子板ボルトと足を固定し一体化します。羽子板ボルトの位置は、薪棚の足を置いたときにピタッと付くように柔らかいうちに微調整しています。

モルコン流し込んで鏝で型枠の高さに合わせて摺り切り平らにします。これで水平になっているはず。ダメなら笑って済ませるDIY

 

半渇きの時に鏝で面取りしておきます。大根と同じで角の崩れを防止するためです。ちょっと下手くそ。薪棚の足置いたらガタツキそうな面です。プロが見たら失笑のデコボコ仕上げですが何とか土台出来ました。羽子板ボルトもガッチリです。

 

傾斜のある地面なので水平が大変でしたが最後は、バッチリ揃いました。ぐらつきは無いですが鉄筋も打ち込めばよかった。

 

ご覧いただきありがとうございます。

次の記事は「2x4材で作る薪棚 1階建の3棚を組み立てる」です。

目次はこちらです。

冬支度。玄関マットと薪棚と薪調達問題

冬支度。玄関マットと薪棚と薪調達問題

前の記事は、「押し入れ撤去とタイルカーペット貼りと猫!?」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、サンルームの薪棚設置玄関階段のゴムマット敷設薪調達のドタバタの記事です。

 

冬目前。屋外に設置する薪棚は、来春に施工する予定ですが先にサンルームに薪棚を作ります。狭いスペースなので積めるのは1立方ちょっと。軽トラ1杯分くらい。

 

2x4材で組み立てますが試しにホームセンターで売っている規格物のスチールパイプで作ってみました。直径30mmのパイプで接合部品もあります。接合部品にパイプを差し込みボンドで止めますが手で簡単に歪み揺れます。接合部品とパイプを金属ドリルで通しM6ボルトで締め上げて歪み揺れを無くしました。

 

1列2階建ての薪棚です。パイプは頑丈で耐荷重は問題ありません。が、やはり不安定感があります。ごっつい薪入れるので見た目で負けてます。写真の薪は、ご近所さんの使わなくなった薪を譲っていただきました。自分の山で切ったミズナラだそうです。

 

別のサイドに2x4材の薪棚置きます。写真のように3Dイメージを先に作成し本数とサイズを出しています。sweethome3Dです。操作簡単で完成がイメージしやすい。

材料の購入と仕込みは、自宅で済ませて現場に搬入し組み立てました。仕込みは、カットし仮組みして半ねじを入れる下穴を皿取錐(さらとりきり)で掘ってます。

~薪棚1列2階建ての材料 サンルーム用でちょっと短め~

柱 1550mm 4本

柱挟み 400mm12本(2x6組)

棚板短 1300mm 4本

棚板長・天板 1450mm 4本

2x4材1800mmが14本です。無駄出ますけど1800mm材しか運べないので。

 

 

ちなみにカットは、スライド丸鋸で処理しています。日立製(ハイコーキの前)の30年物ですがブレ、ガタつき一切ありません。直角垂直バッチリ、墨取り墨残しも大丈夫。質実剛健、なかなか壊れません。黒い板は粉塵の飛散防止用です。集塵機も付けていますがこれだけでは、全然ダメです。粉塵対策は、別にしています。そのうち別の記事で。

 

薪棚1つ分の材料は、余裕で乗用車に積めます。この写真は、サンルームの床板を運んだ様子です。

運搬の一番のポイント。養生シートとゴムシートと毛布を使って完全に角を隠します。毛布で木材を覆いその上からゴムか養生シートで車と分離。毛布だけではダメ、養生シートだけでもダメダメです。揺れただけでもガリッといくので要注意。(一回やらかしました)

 

現場でビス打ちしています。ステンレスビス打ったので下穴は、埋めていません。雨に濡れないのでこれでいいでしょう。

 

1列2階建て。パイプよりは、安定感があります。横板は、縦置きにしないと沈みます。後で直します。まぁ初めて作ったのでこれでよしと。パイプ棚は、頑丈に作った2x4の薪棚に替えます。

 

玄関階段は、雨垂れがある場所です。プロに表面の滑り止め加工をしてもらいましたが冬はスケートリンクになるのでゴムマットを敷きます。ホームセンターで購入したゴムマットを敷きました。ご近所さん含め高齢者が多数いるので剥がれないよう接着剤でガッチリと留めます。

 

結構ガッチリ。

 

ゴムマットが継ぎ接ぎであまり見栄えは良くない・・。仮ですね。

ひと冬越えましたが敷いて正解。接着剤も剥がれません。

 

この家の暖房は、薪ストーブと暖房エアコンと灯油ストーブです。土間は広いのでうまく組み合わせて燃料節約したいのですが・・高齢の親が先に引っ越してるので今シーズンは、親に任せます。不安はひとつ。燃料代です。

私の親は、汗をかくほど部屋を暑くし窓を開けて涼む?癖がついています。北海道民あるあるです。工夫方法を説明しても癖は治りません。さらに土間続きの部屋の断熱工事がまだです。まぁ仕方ないですね。今シーズンは、データ取りのつもりで目をつぶりますが・・。

 

薪の入手方法ですが薪ストーブの販売店さんのショールームに行った夏の時点で今シーズンはもう買えないと聞いていました。どこも在庫が無いのと予約するなら前年ですと。地元にある薪の販売業者さんにも聞きましたがやはり同じ回答です。

なので問題は、今シーズンです。昔のダルマストーブの如く薪をくべる高齢者との闘いです。(笑)。

小売り店を回り一束単位で買っては運搬を繰り返しました。単価900円弱で都度10束運び月5回でざっくり5万円近くです・・。さすがに窓を開けて涼んでいた時には、怒りを通り越して悲しくなりましたよ。大量消費することで満足感を得ているんでしょうかねぇ。

それにしてもゆらゆらとした炎は、いいですね。怒りも悲しみも忘れます。(笑)

 

部屋の雰囲気に合わせた灯油ストーブも置きました。これ点けて薪ストーブガンガン焚いてますからね。そして汗かいて窓開けてる。(泣)

 

地元の薪販売店に来シーズン用のナラ材を7立方予約しました。1シーズンで5立方で充分かなと思ってます。しばらくは多めに購入して常時2シーズン分保管できるようにします。乾燥も必要ですからね。ちなみに1立方2.5万円ですが年々薪代も上がっています。来シーズンは、ガッチリと断熱工事をして燃料代を節約します。

 

ご覧いただきありがとうございます。

次の記事は「2x4材で作る薪棚 土台作り」です。

目次はこちらです。

押し入れ撤去とタイルカーペット貼りと猫!?

押し入れ撤去とタイルカーペット貼りと猫!?

前の記事は、「漆喰塗り。市販品編」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、押し入れ撤去とタイルカーペット張りです。 前回までの記事で天井と漆喰壁は終わってます。

 

写真左側。クローゼットにするため押し入れを解体します。

 

ノコとバールで壊すだけの簡単作業です。この押し入れは、2階建てですが普通の押し入れと変わりません。中板を外して根太を剥がしながら前框(まえかまち)にあたる敷居をカットして外します。敷居の両端は、四寸釘で固定しているので解体バールで抜きます。写真のネイルハンマーでは、抜けません。ちなみにカットした敷居は、薪ストーブの燃料にしました。針葉樹だったら熱量高くなるので念のため少しずつ燃やしましたけど完全乾燥で持ちもよかったです。

 

根太は、壁に刺さるように留めていたので抜いたら隙間ができました。冷たい風を感じる・・奥は外壁ですね。

 

風を感じるところは全て発泡ウレタンで埋めました。スプレータイプは、加減が難しいですね。ガンタイプだと綺麗に入ると思いますけどそう何度も施工する作業でもないし。まぁどうせカッターで綺麗にしましたけど。それにしても発泡ウレタンは便利です。

 

冷たい壁なので取り合えず中空ポリカは、貼っておきます。中段のところに見切り材を打って完成です。見切り材と言ってもただの1x4材です。ワトコオイル塗ってます。

 

ホームセンターで1枚400円程のタイルカーペットを50枚購入。畳と壁に最大10mmの隙間があったので発泡ウレタンで塞いでからタイルカーペットを敷き詰めました。

 

畳は将来の断熱工事の時に廃棄するので強力両面テープで直貼りです。切って貼ってを繰り返す地味な作業です。タイルカーペットは結構固いゴムなので力を入れず何回もカッターで切り込みを入れると楽に離れます。

 

壁際は、見た目と隙間埋めのため床用の見切り材を入れてます。

 

シーリングライトに交換して完了です。いまいち雰囲気合ってない・・・。

取り合えず隙間風は無くなった。と思ったら窓に隙間が・・・今シーズンは、分厚い隙間テープと長めのカーテンでなんとか寒さを凌いでもらいます。

 

高齢の親の寝室として使う部屋ですが土間続きの2部屋をリフォームする前の実験台としてDIYしました。作業時間や必要な道具などの確認が主な目的です。週一で半日だけのDIYなので工程を区切る感覚も何となく掴めればいいなと思ってました。春になったら土間続きの部屋を断熱工事を追加して同じように一部屋ずつリフォームします。

 

工事中に猫の家族が増えました。ご近所の空き家にいた元々ペットだった猫が保護猫団体に引き取られる前に懐いてしまいました。既に保護猫と野良を3匹飼っていましたが一旦保護猫団体にあずけて引き取りました。決断したのは、親猫が懐いていたことと冬を前に食べ物が無く覚悟(笑)を決めたのかずっと窓の外で待っていた様子を見たからです。キャットフード置いたらすぐに入ってきました。今はみんな仲良し家族です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

次の記事は「冬支度。玄関マットと薪棚と薪調達問題」です。

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