1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。(1部屋目完成)
1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。
前の記事は、「1部屋目の壁の断熱」です。
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~
前回、壁の下地が出来たので板を張り床もオイル仕上げします。今回でひと部屋目の断熱リフォーム完成です。
まず、壁板を張るとキワの所の床にオイルが塗れなくなるので、仕上げまで3回上塗りしますが最初の1回目だけ先に塗ります。
使うオイルは、ワトコです。好きでこればかり使ってます。乾くまで一週間くらい掛かり溶剤の匂いがしますが乾けば、しっとりとした手触りが心地よく匂いも消え年々味わいが出てきます。撥水効果もあります。
施工は簡単ですが手間がかかります。
まず80、120、240番と研ぎ継ぎ傷を消します。傷凹みにオイルが溜まり目立つのでしっかりと処理します。と言ってもこの板の面積を丁寧に研ぐのは大変。頑丈なサンダーじゃないと無理です。それでもクタクタ。
ワトコは、基本3回塗りです。塗って1日置いてが理想ですが、まぁそこは状態を見ながら進めます。この時は、2回目と3回目が1週間後になりました。
刷毛、ローラーは、ダメ。布に少量染み込ませ大きめにスイングします。布に付け過ぎると斑(まだら)になります。一か所にこだわると、そこだけ濃くなります。
コツは、濃くし過ぎないこと。濃く入ったところに合わせようとしないこと。2度目まで斑模様があっても3度目には、綺麗に合います。時間が経つと更に馴染んで均一になります。
壁際処理のあとに残った床を処理しました。境目と全体が斑になっています。でも一回目なので気にしない。
壁に板を張ります。天井や壁に使用する杉の羽目板です。あいじゃくりしているので重ねて張るだけ。すーすーしますけど光は漏れません。厚さ10mmしかないので歪むし丈夫ではありませんので、飾りとして選択しました。2間もので1枚1500円くらいと値段もかなり安いです。
長さ2間ものは、乗用車運べないということで全部1間1800mmでカット。つまり窓両脇の高さは、2400mmあるので繋ぐしかありません。とここで失敗しました。
下場も窓を囲うように張っていきます。窓枠にかかる部分は、どう処理するかで迷いましたが今は断熱リフォームが最優先なので来シーズンにあと回し。取り合えずさっさと張らないと。
板は、マックスのフィニッシュネイラーで留めました。タッカーでは無いので強度の心配はありましたが薄いく軽い板なので35mmのピンでしっかりと固定出来ました。
廻り縁の切り欠き部分を綺麗に処理できれば気持ちいいんですけどねぇ。まだまだです。
コンセント部分も切り欠いてます。これはうまくできた。
完成。でも違和感が。繋ぎ部分が窓の板と一直線になってませんねぇ。失敗です。
次の週、ワトコの2回、3回目を塗りました。
特に3回目の仕上げは、塗ってすぐに水研ぎ用の240番でサンダーします。板は、どんなに細かく研いでも濡らすと小さなトゲトゲが出るので濡れた時にサンダーで切断しておくためです。乾燥後、滑らかな手触りになり一段上の仕上がりになります。サンダー後は、乾拭き忘れずに。
作業の間に何か所か猫に爪痕付けられましたが、それもよし。3回塗って、まだら模様も消え木目も綺麗です。さらに一年、二年経つともっといい感じになります。
さて、この時点で9月突入しました。この部屋のリフォームの経験を活かしいよいよ土間側の部屋を断熱します。冬ギリギリというか突入しているかも。
ご覧いただきありがとうございました。
次回「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
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