おもしろ猫テーブルDIY
おもしろ猫テーブルDIY
~~空き家だった田舎の実家をリノベーション・・・の連載記事は一回お休みです。もしよろしければこちら(もくじ)からご覧ください。~~
実家のリフォームDIYは、週一回ペースで現地に行き作業をしていますが、普段は、自宅の棚をいじったり道具のメンテをしたりと、酒もたばこも話題の賭け(笑)もしない私の唯一の趣味を楽しんでます。
最近は、作業途中に写真撮ることを覚えましたので少しずつ記事にさせていただいています。今回は、猫のごはん用のちょっと面白いテーブルを作りましたので紹介します。素人目線でのDIY情報としてシェアできれば幸いです。
作りたかった猫テーブル用の材料を見つけたので製作にとりかかりました。材料といっても外に転がってたザ・キングオブ廃材です。泥とセメント付着して土に還すだけの板が何枚か転がっていたのでリフォームしてみます。
まず表面を出します。どの板も30~40mmあるので充分削れます。
セメント付着しているのでまずスクレーパーで削りました。セメントがびっしりと張り付いていたので最初は、グラインダーかなと思いましたが意外と簡単にペリペリ剥がれてくれました。
最初の写真のサンダーに60番の布ヤスリを付けて処理しました。粉塵が舞うのでマスクと集塵機は、必須です。
そこそこ綺麗になりましたが板の反りがひどいので電気カンナ掛けます。写真は、私で2代目の年代物です。電気カンナは、歪んだ板を30枚50枚とかけ続けると次第に慣れて平面が出せるようになります。まぁ何でもそうですけどね。
平面出そうとして治具作ったりと色々試しましたが結局手が一番なんですよね。10枚程度で上手くいかなくても諦める必要はありません。まずは50枚かけろということです。
反りは取れましたが細い電気カンナなので筋が残ります。
最後は、手カンナで仕上げます。手カンナも中々奥が深くて刃の研ぎだけでも趣味としては楽しいですよ。最近は、工具リサイクル店で古いカンナばっかり探してます。
使えない端の部分を丸ノコでカットします。ガイドに当てて引っ張るだけです。丸ノコは、勝手に前に進まないので、このように浮かせてカットする場合は、前側を押さえて引っ張って切ると安全です。
素人DIYで丸ノコは、危険度高い工具ですが最も便利な道具でもあります。丸ノコの後ろ側に立たない指を置かない肉体を置かない、回してから材料に当てる、材料の深さに合わせる、落とす材を固定しない等々、その場その場ですべての安全を確認できるようになるまで時間をかけて慎重に作業することが一番です。ご安全に。
綺麗な面が出ました。ガイド板の下の板です。
次に皿を置く100mmの穴を掘ります。ボール盤を使います。大穴は、自在錐(じざいきり)で掘ってます。
ボール盤は、危険度低い工具で素人DIYでも安全に使用できます。が、この自在錐を付けたとたん危険度MAXになります。(写真は、別の板です)
回転するとバーが見えなくなるので可動域に絶対に手や服を入れてはいけません。入れた瞬間、良くて骨折です。万一の電源カット対策と材料を2か所以上固定、コンセント接続、体を離す、スイッチオン、少しずつハンドルを下げる、の手順です。ご安全に。
穴は開きましたがこの自在錐は深度が浅いので板が厚いと表裏両側から掘っても中心まで届きません。電動ドリルでガシガシ穴を掘ってようやく写真のようにしました。
残りは、ノミや彫刻刀でもチマチマ削れますがトリマーに10mmのストレートビットとテンプレートガイド付ければ綺麗に一気に削れます。
この手持ちトリマーも危険度高い工具です。回転始まると手の中で暴れます。材料に当てると更に暴れます。暴れても大丈夫なように固定できれば使えますが素人DIYとしては、ちっょと危ない工具です。
次に足を作ります。サイズ測って端材をスライド丸ノコで四角に切るだけです。写真は、日立の30年物です。スライド丸ノコは、ブレないガタつかないが必須ですがこれは、全くありません。
安価なものほどハンドルを持ち手首を回すとカタカタ動いたり左右に振るとスライドがぶれたりしますよね。ブレると垂直出ません。買うと後悔するのでお気を付けください。
ドン付けします。木工ボンドで固定して表から穴を掘って半ねじで寄せてます。
どうせ半ねじで固定するので両面テープでもよかった。
インパクトドリルで半ねじの部分残して9mmの穴を掘りビスを打ちます。その後、木工ボンド入れて百均で買ってきた丸棒突っ込みます。
ノコでカットして木栓完了、紙ヤスリで完成です。
出来ました。
こうなりました。(笑)
木も喜んでいるんじゃないでしょうか。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
次回「2部屋目リフォーム。一気見せ。」です。
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