renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

2x4材で作る薪棚 土台作り

2x4材で作る薪棚 土台作り

前の記事は、「冬支度。玄関マットと薪棚と薪調達問題」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロ施工編は、「目次」からご覧ください。~~

 

今回は、屋外の薪棚を作ります。まずは、土台作り。

全部で4棚。前面揃えて出窓に被らないようにします。中の2つは、同サイズ。両端は、微妙に違いますが基本構造は同じです。スペースに余裕のある両端は2列仕様。右サンルーム横は、2列2階建です。

 

土台作り作業手順は、型枠の位置決め。羽子板ボルト穴掘り。水平取り。モルタル練り打設。乾燥です。4棚分8つの土台があるので週を跨いで作業しました。

 

必要な材料は、型枠用板を足8本分と型枠の水平取るための端材2~10mm程度の板切れを100枚ほど。土台と足を固定する羽子板ボルトを足1本に1枚で計8枚。モルコン20kg6袋。工具は、水準器アルミ角材モルタルを練るバケツ撹拌機ゴーグル、マスク、ゴム手袋。羽子板ボルト差し込む穴を掘る振動ドリルコンクリ用ドリルビットモルタルを均す(こて)。膝パッド必須。

 

土台は、高さ90mmで足より幅と奥行を30mmずつ長くします。

型枠は、廃材べニアを丸ノコ台でカットし搬入しました。サイズは、土台高さの90mm、足サイズに両端30mmと井桁で組む分50mmずつ足した長さです。前面を合わせる線を地面にチョークでマーク。薪棚の足と横板を実際に置いて実寸で位置調整しました。

位置が決まったら2~10mmの板の端材(廃材)を型枠に敷いて横縦斜めの水平取りとガタツキを直します。立ったり膝付いたりの大汗仕事です。水平は、2000mmのアルミ角材置いて水準器で取ります。アルミ角材は2000円程度のものに目盛り貼って使ってます。結構便利。

 

井桁の相欠き処理は、1枚だけ墨してまとめてスライド丸鋸を引きました。墨の部分2か所と間に何本か溝を作ればあとはノミで簡単に落とせますが面がフラットになるように深さの精度は高くしました。また溝の幅は、板の厚さよりやや狭めです。水平調整したりモルコン打設するときに力が加わるので組んだ時にゆるゆるがあると厳しいです。

 

コンクリ用のドリルビットを振動ドリルに付けて地面に羽子板ボルトを挿す穴をガシガシ大き目に掘ります。穴にもモルコン流し込み地面と土台と羽子板ボルトと足を固定し一体化します。羽子板ボルトの位置は、薪棚の足を置いたときにピタッと付くように柔らかいうちに微調整しています。

モルコン流し込んで鏝で型枠の高さに合わせて摺り切り平らにします。これで水平になっているはず。ダメなら笑って済ませるDIY

 

半渇きの時に鏝で面取りしておきます。大根と同じで角の崩れを防止するためです。ちょっと下手くそ。薪棚の足置いたらガタツキそうな面です。プロが見たら失笑のデコボコ仕上げですが何とか土台出来ました。羽子板ボルトもガッチリです。

 

傾斜のある地面なので水平が大変でしたが最後は、バッチリ揃いました。ぐらつきは無いですが鉄筋も打ち込めばよかった。

 

ご覧いただきありがとうございます。

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