renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

サンルーム床張り

サンルーム床張り

前の記事は、「完成ビフォーアフター(プロ工事編)」です。

 

この記事から素人のDIY編が始まります。2022年からこつこつ始めたDIYを記事にします。引っ越し前だったので現住まいから現場まで週一で片道3時間の日帰りでDIYしていました。体力的にはキツイですけど贅沢な趣味です。

 

今回は、サンルームの床板張りです。

 

裏庭のサンルームです。天井は、崩壊していたのでプロに直してもらってます。(写真は、リノベーションする前です。)

 

撤去も考えました。多少歪んではいますがドアの開閉は出来るのでこのまま薪置き場に活用することにしました。中は多少盛土しています。蟻の巣が大都会になってます。

 

さて問題は、資材の調達です。田舎なので小規模なホームセンターのみ。木材の種類も少なく価格が倍近くします。となると買って持っていくしかありません。

床板は1枚300円もしない杉の荒材使います。厚さ30mmx1間物で30枚ほど。サンルームに合わせて1600mmにカットし軽くサンダー後に防腐防水塗料塗って運搬です。この車では、後部座席倒して斜め入れでギリギリ。カットせずに1800mmのまま載せると運転席と助手席の間に挟むしかないので限られた本数になります。毎回夫婦で移動しているので助手席は倒せません。

 

運搬の一番のポイント。養生シートとゴムシートと毛布を使って完全に角を隠します。毛布で木材を覆いその上からゴムか養生シートで車と分離。毛布だけではダメで揺れただけでもガリッといくので要注意です。最近ワンボックスカーが欲しくてしょうがない。

 

 

作業に集中してて写真飛んでますが大引き張り終わってます。

4m×1.6mの空間に横2本の大引きを並べています。束石は、3つずつ。

 

 

束石は、床板を土間の高さと合わせるように設置しました。手順は、穴を掘る。砕石打設。束石を置く。水平を取る。ジャリコン打設の順。どの作業も大汗。水平器使いましたが縦横斜めの水平調整は素人には難しかったです。多少の傾斜は大引き側で調整することにしました。

束石は、ホームセンターにある羽子板付き300mmくらいの物です。ジャリコンは、20lを6袋。束石1個に1袋たっぷり。砕石は、20lを3袋使いました。2週間後ビクともしませんでした。

 

次に大引きです。90x90を敷くつもりでしたが現地調達できなかったので50x100の材を縦に使ってます。なので正確には中引き(笑)。荷重耐性はありますが後で同じ材をもう1枚重ねようと思います。

写真では見えませんが水平垂直調整は、羽子板を曲げたり薄い板のパッキン挟んだり添え木で固定するなど工夫して大引きを真っすぐにしています。最後に羽子板と10mm径のボルトでガッチリ固定しています。

 

束石と防草シートの接着は、写真のように養生テープ巻いてますけど秒で剥がれます。接着力の強力な防風テープを忘れてしまい別の日に施工しました。枠と接触している周囲も必要です。後日、案の定隙間から草生え放題になりました。このやるせなさもDIY(笑)

 

運んだ板を敷いていきます。

 

写真では見えてませんが両端に水糸張って並べる板の木口を揃えています。1枚ずつゴム板挟んで隙間を揃えてビスで固定。約30枚繰り返し。ここも結構汗かきました。ボンドで固定して一気にビス打ちすると楽ですけど後で剥がすので一枚ずつ張りました。

 

完成。あとで一部をスノコに変えています。別の記事にしようと思います。

 

外に出るときは段差があるので階段が必要です。そのうち木製階段を付けます。

 

床下が横から見えるので後日板を貼って目隠しをしました。

 

これだけの物を作る場合は、材料調達から始まりかなりの工程を重ねます。プロと違いDIYは、同じものを多く作らないため段取り、工程毎の仕上げに隙が出ます。今回は、防草シートの貼り直しと大引きの脆弱性と床下のメンテナンスに不満が出ました。階段の設置も必要です。でもDIYは、修正する楽しみもあります。安全に楽しく悔やまない悩まないがDIYです。

 

ご覧いただきありがとうございます。

次の記事は「廃材で作るエアコン室外機カバー」です。

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