renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

2部屋目リフォーム。一気見せ。

2部屋目リフォーム。一気見せ。

 

前の記事は、「1部屋目の壁板を張る。床オイル仕上げ。」です。

よろしければ番外編「おもしろ猫テーブルDIY」もご覧ください。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「もくじ」からご覧ください。~~

 

2年前の秋、リノベーションした土間に隣接するふたつの部屋は、築50年のままになっていました。ひと冬過ごしてその寒さを実感。壁や畳から漏れる外気。氷点下になる部屋。これでは燃料代で破産です。2023年春から秋に断熱メインのリフォームを行いました。

前回の記事で、ひと部屋目は完成しました。今回の記事は、ふた部屋目を一気に紹介します。作業の詳細は、ひと部屋目の記事で紹介していますのでよろしければもくじ」からご覧ください。

 

 

手順は、天井塗装、壁漆喰塗装、床断熱、床敷設、壁断熱、壁板張りです。

 

天井に沿ってマスキングと養生。

 

蛍光灯は邪魔なので外します。

 

塗料は、ひと部屋と同じ。ブラウンと黒の混合です。サクッと完成。外した蛍光灯は、付け辛いので別の蛍光灯を付けておきます。どっちも古いのでリフォーム終わったら廃棄して入れ替え。

 

天井乾燥後に繊維壁剥がし。

 

たっぷり水をスプレーして30分放置後にヘラでペロンと剥がし壁に食い込んでいる残った繊維は、ケルヒャーの蒸気洗浄機で吹き飛ばしました。

 

厚さ60mmの畳を剥がすと下張りべニア。隙間だらけで外気が吹き込んでいます。まず大きい隙間をウレタンスプレーで埋め防水テープでガッチリ防御。透湿防水シートをタッカーで敷き詰め300ピッチで30x40の根太を打ちます。

 

根太板や床は、窓をはずして外でカット。

 

スタイロ敷き詰めます。積算した面積通りの枚数買うと写真のように最後は、ジグソーパズルになりますよ。結構な作業量と時間のロス。数枚は余分に買いましょう。

 

隙間は防水テープで塞ぎます。下からの空気は一切ありません。床断熱完了です。

 

次に漆喰塗りです。手順と道具は、ひと部屋目と同じです。(記事はこちらです。)

 

この部屋は、全面壁がひとつあります。ひと部屋目よりも時間と材料を多く消費します。

 

完成。いいですねー。

 

次に窓側の壁も根太を張り断熱後に板を張ります。

 

同時に床板を仮敷きして色合いなどを確認します。

 

材料は、市販の2000mmカフェ板です。500,1000,1500,2000にカットして乱尺張りします。土間側は、一番目につくので良い板を配置します。

仮敷きして模様や色を合わせます。最後はオイル塗装するので目立ちませんが杉は、白身と赤身があるので、できれば合わせたいほうがいいです。

 

こんな感じでいち枚ずつ合わせます。何年も使う床になるので面倒ですけど、この手間暇が大事。

 

仮敷き後に一旦引き上げ一列ずつ本張りします。40mmビスで斜めに根太に打ち付けます。平面の上に張るので床鳴りは、ほとんどありません。隙間なく敷き詰めます。

 

このように外に作業台作って材料をカットし窓から出し入れ。作業部屋がありますが、ひと部屋跨ぐので結構な移動量。体力稼ぎで横着しています。

 

壁に断熱材入れた後、窓を囲むように杉の羽目板を張ります。

 

横張か縦張りかで悩みました。横も面白かったかも。

 

ひと部屋目と違い上段のラインを一直線に合わせました。

 

完成。

 

床板にワトコオイルを塗ります。ワトコの塗り方は、こちらの記事です。よろしければご覧ください。

 

完成。

 

最後に昭和の蛍光灯を廃棄してお洒落なライトに付け替えました。

 

もう既に親が住んでいるため部屋が物でごちゃごちゃしています。漆喰壁にカレンダー貼ったりとか。ガッカリ。部屋を通した写真をその内紹介したいです。

 

作業期間は、ひと部屋目が7、8月。ふた部屋が9、10月と足掛け4カ月です。何とか冬突入前に終わりました。サッシ等まだ空気が漏れている場所があるので細部の防寒対策が必要です。が、大きな原因は、排除しました。特に床は30mmのスタイロと30mmの無垢板でとても暖かいです。

 

ざっくりですが材料一覧です。

漆喰10Kg(粉)

シーラー1ℓ

床根太用荒材 30x40x1800 30本

壁根太用荒材 15x40x1800 20本

透湿防水シート ひと巻き

スタイロフォーム 30mm 14枚

スタイロフォーム 15mm 6枚

防風テープ 10本

カフェ板 30x200x2000 60枚

壁板杉羽目板 14x160x1800 35枚

天井塗装 ブラウン、黒 合わせて1ℓ

床用ワトコオイル 1缶

その他 ビス、フィニッシュネイル、マスキングテープ、マスカーテープ、ライト2台

費用は、20万弱だと思います。昨シーズンの酷かった時の一ヶ月の燃料代くらい(笑)

 

今は2024年春です。ひと冬越えましたが燃料代激減しました。高齢者の親が住んでて昔の石炭ストーブのごとく部屋を暑くする人ですが昨シーズンの半分以下になりました。

私が住み初めて工夫すればもっと抑えられそうです。

 

まだまだリフォームは続きますが大きな作業は、これから始まります。それまでは、小さなDIYの様子などを紹介したいと思います。ご覧いただきありがとうございました。

 

次回「薪棚に薪」です。

目次はこちらです。