renovate’s blog

空き家になっていた田舎の実家をリノベ&リフォームした記録です。

1部屋目の床にカフェ板を張る

1部屋目の床にカフェ板を張る

前の記事は、「1部屋目の繊維壁剥がしと床の断熱工事」です。

 

~~空き家だった田舎の実家をリノベーション。安全に楽しく悔やまず悩まない素人のDIY編です。2022年秋から週一回現場まで片道3時間、半日作業して日帰りでこつこつDIYしていました。作業忙しくて写真少なく文字多めになります。よろしければプロのリノベーション編は、「目次」からご覧ください。~~

 

前回仮敷きしたカフェ板を一旦剥がして本張りします。

 

床の前に小壁部分の漆喰も仕上げます。シーラー剤でコーティングして工務店さんオリジナル商品の漆喰塗りました。添加物は調湿用の自然素材のみで真っ白な漆喰。DIY用に10kg2袋購入しておきました。

 

写真は、DIY用の道具です。底に粉が残るので先に少量の水と漆喰を投入し、ヘラで練ります。そのあと粉を追加し撹拌機でガーガー。ねろっとなるまで水を入れながらガーガー。数回やれば感覚を掴めます。

写真の撹拌棒は、ホームセンターにある安価な商品ですがDIYなら充分。バケツ半分くらいの量になると、腕の上下運動を激しくしないと撹拌できないので、ひと回り大きめがいいです。撹拌用のごっついドリルは必須。マスクゴム手袋も忘れずに。

 

鏝、鏝台の取り回しは難しいですね。最初は鏝台にのっけた漆喰をぼたっと落としてました。指に付いた漆喰を天井に付けて後から拭いたりと散々です。ただ、塗りそのものは簡単です。手で塗ってもいいくらい。子供でも施工できます。

これが

 

こうなりました。

 

塗りは、手伝いに来ていた息子に任せました。

 

ど素人の仕上がりですが漆喰壁は、なんでもありです。DIYのいいところは、失敗するほど施工時の思い出が残るんですよね。これで充分。

塗りは、どこまで綺麗に見せるかで奥が深く楽しい沼作業です。

 

カフェ板を本張りします。仮敷きした状態から最初に張る列が一番上になるよう、一旦引き上げます。

 

カフェ板とは、さね付きの板のことです。その形状は意匠登録されています。杉の無垢板で厚さ30mmあるので、ねじれは少ないです。さねは、甘いのでピッタリ隙間なく繋ぐことはできません。つまり溝が出来ます。柔らかいので傷がつきやすいです。猫のダッシュで爪痕が付きます。プロがこの板を選ばない理由ですね。ただ私は、爪痕も面白いかなと思っているので問題なしです。それに素足で歩くと気持ちいいのでカチカチの床板よりこちらを選択しました。

 

幅3500mmでカフェ板を割付しましたが20mmの隙間があり根太材を使用して窓側の壁に板寄せを付けました。

 

板の下ごしらえは、最初と最後の列のさねを丸鋸で落としています。ささくれなどを軽く荒砥します。めくれ防止で木口も面取りしておきます。

 

ささくれ防止で凹む側の木表で張ります。45mmビスでさねから斜めに根太に固定します。柔らかい板なのでインパクトドライバで強く打ち込み過ぎないよう注意。ぐしゃっとなります。下穴開けるの面倒なのでスリムビスで固定します。

 

隙間なくガンガン締め付けて敷き詰めました。根太もしっかりと入っているので浮き沈み無くギシ音もしません。柔らかい無垢板なので徐々に縮んだり反ったりしてきます。厚みがあるので驚くほど変化しませんが音がして来たら考えます。そして人の体重では、しなりません。カフェ板のいいところですね。

 

節の穴は、木屑と木工ボンドパテ作って埋めておきます。あとでサンダー。あと繋ぎ目は、どうしても溝が出来ます。ぴちっと、くっ付けようとしたら加工がめんどくさいです。こんな板、プロは選びませんねぇ。

 

根太のピッチがおかしくて端にビスを打てない板もありましたがまあまあ成功しました。浮きもありません。このあと研ぎ祭りです。荒砥中研ぎ仕上げ研ぎしてオイル塗りしたら完成です。別の記事にしたいと思います。その前に窓側の壁を断熱します。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次回「1部屋目の壁の断熱」です。

目次はこちらです。