予算と工事範囲
予算と工事範囲
前の記事は、要望(夢)と工務店探しと見積り(現実)とです。
工務店に要望(要望(夢)と工務店探しと見積り(現実)と)を伝え頂いた見積りが予算の3倍越えでした。ここまで差があると出来ることはたったひとつ。「削る」です。折れた心で取り掛かった「削る」作業ですが不思議と最後は、謎解きクイズみたいに楽しくなっていました。
一番の要望は、土間とキッチンなのでこれを中心に予算内で可能なものを残しました。
最終的にこうなりました。
土間、キッチンは必須。天井吸排気換気扇はキッチンガスコンロの上に設置。図に焙煎機とありますが無しです。排水溝も配管工事の必要があるので無しに。薪ストーブは、図の位置ではなく煙突設置しやすい出窓と出窓の間です。
天井もデザインしましたが手を加えないで加工する方法を選択しました。具体的には、塗りと貼りです。
給湯機とユニットバスは、必須。廊下は、土間続きなのでイメージを統一するためお願いしました。
問題は、床間です。ここは思い切ってDIYすることに決めました。なので全部見積りから削りました。トイレも一応機能していたのでここもDIYです。増築した奥の部屋は、DIY用作業部屋として使用するためここも全部見積りから削除です。
出窓は、撤去するつもりでしたが撤去と壁のつけ直しが必要なのでそのまま残しました。天板だけ上張りしてもらいます。
内装の漆喰壁は、工務店の方針?でもあり施主が塗る提案をいただきました。当然工賃は、見積りに入りません。ただし、工務店オリジナル天然素材入り漆喰を使用します。ちょっとお高いですが素晴らしい素材です。DIYも後悔無しの提案です。なので床間の分も追加で20Kg注文しました。これは楽しみ。
図の紫部分は外壁です。全体に道産木を使用した素晴らしい外壁ですが裏は、目に触れないので後で塗装DIYすることで半分だけにしました。また、元々の外壁は剝がしません。古いこともあり別の問題が出そうとのことで上張加工です。
屋根のトタン張り替えは必須でした。
サンルームは枠を残して屋根のみ張り替えします。将来薪置き場にします。
玄関フードを考えていましたが土台の撤去と再構築が必要とのことで諦めました。持って数年ですがコンクリを貼り直し玄関ルーフを新築します。
ここまで来るのに相当時間を要しました。
図の緑の部分と紫の外壁とトタン屋根、配管、諸々設備で決定です。
生活インフラと見えるところだけに絞り込みました。また工務店の工期工夫やDIYの提案をいただき何とか予算内に収まりました。
さていよいよ施工ですがその前に大きな問題が・・・
ご覧いただきありがとうございます。続きます。
次の記事は「2つの大きな問題」です。
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